mitsukoの日記

ばあちゃんに会いたい

まただね

はれ

 

 

 

 

 

紅葉がきれいだ

 

清掃の仕事はホテル

 

山を少し登ったところにある

 

また少し登ると、駐車場として使っている空き地がある

 

道路沿いをホテルへ歩く

 

左右の森の間をどこかへ続く道路を下っていく

 

視線を上にやれば森と森の間から

 

雲と空の青がみえる

 

遠くの山もオレンジや黄色の紅葉だ

 

 

 

もっともっと熾烈な争いがあると思った

 

いや、ホテルの部屋と対峙するのは

 

初日の日雇い清掃員が困難を要すると思っていたのは、部屋の荒れ具合を覚悟しなければならないということだった

 

 

一人でやるものと思っていたが

大きなホテルで大きな清掃会社で大人数で清掃するので分担もあるし効率よく部屋を整えるということらしい

 

 

そうだよな、と

包布を掛け布団に包み込みながら

思った

 

まだシーツや枕カバー、包布をセットするのは全然楽だ

部屋が綺麗になり整えられた寝具は気持ちがいい

部屋の拭き掃除や小物を所定の位置へ置いて

スリッパをチェックインの数だけ置き並べて

 

 

枕カバーの上手なセットの仕方は

北海道仕込みの技が活かせた

教えてくれたおっちゃんはきっと

おお、きれいなやり方だ、と思っただろう笑

フロントでお客さんが枕を持ってきてくれと内線が入ると、カバーをして持っていく

カバーの素早くきれいな付け方を知っていた

 

 

おっちゃんもおばちゃんもみんな優しく教えてくれた

しかし若い子に教えてもらいながら

部屋を回ってたら

部屋の芳香剤がものすごく頭に響いてきて

しゃがむと心臓がドクドクして

頭が痛くなり始めてきて

 

 

ある程度終わって

待っててと言われて

廊下で待ってたら眠気もきた

 

頭が痛くなると眠気もくるし

久々に頭痛が始まるのか?

と思いつつ時間が過ぎるのを待った

静かに、でも頭がガンガンしないように頭に合わせながら呼吸をする

しゃがむと血圧が高くなるのか、頭がガンガンするので足を伸ばしたり立ち膝になりながら掃除する

やっと終わった頃にはだいぶ気分も悪くて

しゃべる元気もなくて最悪だった

 

 

帰りの駐車場への道は

空気が冷たくて山に包まれながら

静かに呼吸してだいぶ落ち着いた

頭を冷やせば症状が落ち着くのは経験上そうだ

 

だけど心拍数が上がると痛くなるので

出来るだけ頭に合わせて歩を進めた

 

車に乗った瞬間に

あ、と思った

 

貴重品を預けてたんだった

また戻らねば。

 

 

車を事務所の端につけて

財布やらをもらう

 

 

車を走らせたら

最高に頭がガンガンしてきた

 

 

やばいこれは薬を飲まねば・・・

 

 

少しくだってから

車を停められる場所を探す

廃墟のホテルの駐車場に止める

やばい吐き気だ・・・

オェ

お昼休みなんてないし

水も飲んでなかったから

胃には何もない。

胃液だけ駐車場の奥の林に吐き捨てた

持ってきた烏龍茶を数口飲む

 

少し落ち着いた

 

だけどくそ頭痛いし

眠気がやばい

 

やはく帰って寝たい

 

しんどくて死にそう

 

頭痛薬を烏龍茶で流し込む

 

喉も乾いてたのですこしホッとする

 

そのままなんとか帰った

 

夕日の光が目に刺さるので

 

運転席の天井にあるサンガードを下ろす

 

途中でやはりまた吐きそうになりながらも

 

呼吸を平静に保つように

 

頭は何も考えないように

 

 

 

家に着くと

 

手洗ってうがいして布団引いて

横になった

そしたら勢いよく吐き気を催して

トイレでオェ

さっきの烏龍茶が出た

あれ、こんなに飲んだっけ。

 

 

出るものもなくなって

せっかく飲んだ頭痛薬の効き目が無くならないか、と思ったけど

さっきより頭痛が治っていることに気づき

横になって体温測る

35.4

え?低くない?いや、寒いけどさ、寒いのだが、、こんな体温になったことないな

でもこの体温計割と最新のやつだよな・・・

と思いつつ寝た

 

母さんに帰りに買い物するよう頼まれたのだが

まっすぐ帰ってきたもので

買い物出来なかった

6時半ころ帰ってくるので私が買い物した方が楽なのだ

母さんは仕事から帰ってきて買い物に行った

私はまだ微力の頭痛を感じている

これはきっと薬でガンガンの痛みは抑えられていると感じられるやつ。

このちょっとの痛みはほんとは薬飲まないとガンガンするやつ。

頭の痛みの洪水を薬という雑巾で拭いてるだけ

ほんとは洪水を止めねばいけない

蛇口を捻って水を止めないといけない

らしい

 

大学時代に高校の同級生が家に遊びにきて

その時その子も同じ偏頭痛持ちで

本を貸してくれた中に書いてあった

 

蛇口はいったい何なの

ということで

低気圧タイプの偏頭痛は

血管を広げる作用のある食物を食べないとか

オリーブオイルとかなんかそういうやつ

 

 

食べたいものが食べれないと思って

気がつくともう制限しながらの食事はやらなくなったけど

 

 

さて、九月一日からきていなかった偏頭痛が、今日、きた。

 

 

しかも盛大に吐いた。

 

 

 

吐くというのは、偏頭痛の最高級だ

 

だからこれは

なにか破裂したんだってことだ

 

原因があるとすれば

今日清掃の仕事したことだ

低気圧タイプの、偏頭痛から照らしてみれば、明日とか天気が崩れるはずだ

 

この心的ストレスと、低気圧的ストレス

がかかった結果

盛大に偏頭痛の波が押し寄せた

 

それから山なので気圧も地上より低い

それも頭の血管が膨張する原因だ

 

こういうのが重なって

今回の頭痛がきた

と考えるのだが

 

心配なのは月曜日に

これまた違う現場の清掃が入っているのだが

こっちの方が山奥だなということ

 

だから電話してキャンセルすっかなと思ったけど

すこし頭痛も治ったし

月曜日はもしかしたら

気分良く行けるかも、と。。。

 

 

でも片道1時間

往復2時間

これでもけっこう運転も疲れるし

先が思いやられる

 

こんなんで極寒の北海道で酪農なんて出来るのかと思ったわけだ

 

三か月、薬飲みながらやらねばならぬ・・・

かもしれない・・・

 

それもしんどい・・・

 

 

さて、どうしよう、、、

いや、沖縄、、、

いや、どうしよう。

もはや働くことがストレスなら

偏頭痛がアレルギー反応みたいな感じだから。。。

 

 

まぁ、今日もなんとか

乗り切れたということで

のたれ死んだらのたれ死んだで

働かなくなったらそれまでで

畑耕して

食うもの作って

その覚悟でやってくしかない

失うものはない

もう何もないから

どこで生きたんだか

 

おわり