mitsukoの日記

ばあちゃんに会いたい

あなたのこと。

くもり 雨

 

 

 

 

 

寒かった

 

風が冷たい

 

 

早く暖かくならないかな。

 

 

どうも冬は苦手だ

 

3月の天候も苦手だ

 

 

夏の沖縄の海が恋しい

 

 

お昼はいつもの公園で食べた

 

 

風が冷たく

 

コーヒーはすぐにぬるくなってしまう

 

 

ベンチに座って

 

風を受けながら

 

頭の髪の毛をかいくぐって

 

冷たい風が頭皮を突き抜ける

 

体を揺らしながら

 

弁当をかきこむ

 

食べ終えたらすぐに立ち上がり

 

 

植木の横に立って

 

そのまま残りのコーヒーを流し込む

 

 

寒いのですぐに歩く

 

このまま会社へもどろう。

 

途中のTSUTAYAで暖まろうかとよぎったが

 

弁当箱ぶら下げて入るのも勇気がいる

しかも雨が降りそうだった

帰り道で雨に打たれたくはない

 

まだお昼が終わるのには時間がある

 

仕方ない、休憩室に行くか

 

若い女性たちがキャピキャピやっているのであろうことは想像がつく

どうも苦手だ

 

もう人の気も少なくなっていたので

 

3人の若い女性たちと私だけだった

 

 

相変わらず世間話に花を咲かせている

 

若い人でも方言があるのはここの土地でもまだ残っている

 

この若い人たちの会話の中の方言は好きな人もいれば心中穏やかではない人も少なからずいるだろう

いや、わたしだけか

どうも悪口にふさわしい言葉遣いは方言だなと思う節があるもので。

 

まぁ、そんなことはどうでもいいのだが

 

私は少し離れた窓際に座り

 

携帯をいじるのであった

 

恋愛 タロット

で検索すると

 

出てくる

 

それで時々自分の恋愛運を占うのだ。

 

キャピキャピの女性たちはみな子どもがいるらしい

 

私は窓際で携帯を机の下に隠れるようにして持ちながらボタンをタップして

 

未来の様子を占っていた

 

結果が明るかったりするのだが

 

私は心底穏やかではないのだ。

 

恋人が10年ほどいなかったのもあるし、

 

人間関係もここのところ微妙だったのに、

 

いきなり外国人の彼女ができたからだ。

 

しかも言語は彼女が日本語翻訳機のアプリケーションを使って日本語で話している

 

まだ電話も会ったこともない

チャットのなかのやりとりには

いたって不便はなく、彼女が素晴らしい翻訳の才能があるで

 

私はおんぶにだっこ状態で完全に任せっきりだ。

 

それでも会話がそこまでちぐはぐになることがなくスムーズなのは、これまた彼女のおかげにほかならない。

 

私はこれでも平成を保つように言い聞かせているが、

 

心底穏やかではないのだ。

 

付き合って初日から、私が彼女を傷つける言動をとってしまってから

 

少しギクシャクするように思えてならなかった。

 

 

彼女はあなたを責めていない

と言っていたが

私が変に責任を感じすぎてしまい、

返って気が重くなってしまった

 

これは経験不足な私にとっては

堪えるものがある

 

そして真面目な性格と割とネガティブな性格も顔を出して

 

一人で勝手に落ち込むこともあるのだった

 

考え過ぎてしまうのだ

 

もっとライトに楽しい会話もしたいのに

 

気づけばなんだか重そうな会話なのだった

 

彼女はいわゆる、モテるタイプである。

 

私はまったくモテないタイプに等しい。

 

でもなぜか彼女は私を気に入ってくれて、

 

出会って初日から意気投合したのだった。

 

私はとても嬉しくて、死にたいと思ってた日が嘘のように思えた。

 

彼女の方が恋愛経験も豊富で、

 

私が困りそうな場面

 

例えばお互いの時間のすり合わせなど

 

そういうものを先回りして

 

選択肢を与えてくれる。

 

多分これは過去の経験のたまものなのでは。

 

彼女は比較的時間の融通がつくので

 

私に合わせてくれる。

 

パソコンからなので、彼女がパソコンを開くタイミングなども考えなければ

 

なんて最近思い始めた。

 

彼女は大人だ。

 

私がかえって、子どもに見えてくる。

 

しかし、彼女の存在はなぜか、大きいのだ。

 

不思議なのだが。

 

今は頭の中が恋愛モードで熱くなっているから

 

すこし冷まさないといけない。

 

やらなきゃいけないこともあるし、

 

頭の中が彼女でいっぱいになることがある。

 

手に付かないとか。

 

頭の切り替えができないとか。

 

だからこの調子では続かない。

 

そう、折り合いをつけないといけないのだ。

 

彼女は彼女の生活と、人生がある。

 

それを少し、シェアしているのだ。

 

だから私は相手のことも考えねばと思う。

 

それがなかなか考えすぎたりして

 

苦しいこともある。

 

この先はどうなるかはわからない。

 

だが、今を楽しめればいいのかな、と思う。

 

もちろん先のことも話すと楽しいだろう。

 

だけど目の前の

 

明日のことも話そうよ

 

楽しいから。

 

そんなことを思いながら、

 

付き合って1週間が経つ。

 

時間がなかなか合わないこともあるのだが、

 

まだ出会ってから1週間とちょっとだ。

 

コロナが終わったら会いに行く、と言ってくれた彼女の言葉を信じて、自分を信じて、

 

楽しみながら、生きていきたい。

 

あなたの夢はなんですか?

 

と聞かれたとき、

 

私は答えられなかった。

 

彼女は、好きな人と世界を旅行したい

 

と言っていた。

 

私は素直に、すごいと思った

 

私は夢がすぐに言えなかった。

 

だからなんだか申し訳なく

 

恥ずかしくもあったし

 

その言葉を自問自答している。

 

私の夢もあなたに伝えたい。

 

彼女は私と一緒に行きたい、と言ってくれた。

 

嬉しかった。

 

私は、夢も言えずに、

 

寂しいような気もした。

 

彼女のまっすぐさ、

 

私は羨ましいような気もした。

 

余計な考えだが、彼女と世界を旅行するなんて

 

全く人生で考えたこともなかった

 

私は一人で生きていくものだと思っていた

 

世界を旅行するときも、一人だと思って

 

そのイメージをしていた。

 

確かに、誰かが一緒にいてくれれば

 

いいなと思ってはいたが。

 

その誰かに彼女がなりうるのか、

 

私はとても不安にも思えたのだ。

 

なぜか、儚く、寂しく思えたのだ。

 

いつか、終わりが来る。

 

私はなんて馬鹿なのだろうと思う。

 

私はいつも、自分のことしか考えていなかった。

 

 

彼女の夢を

 

一緒に叶えてあげられるのだろうか

 

私じゃない人がいるのではないだろうか。

 

そんな、始まって間も無くで

 

後ろ向きなことを考えてしまう私、

 

だけど、一緒に行きたい気持ちがある。

 

彼女の夢に同伴してもいいのだろうか。

 

まだ、彼女は私を好きでいてくれているのだろうか。

 

私は彼女を好きなのだろうか。

 

私が彼女に臆する理由は無いはずなのに、

 

いつか何処かでの終わりを

 

考えてしまう

 

なぜ私はこうなのだろう

 

いや、このような考えに至るのは

 

やはり彼女と私は合わないのではないだろうか?

 

しかし。

 

運命の人は、後にも先にも

 

今の人、しかいないのだ

 

だから今この時を楽しめれば1番いいのだ

 

だから、楽しい会話ができたらいい。

 

それでいい。

 

なにも望まなくても

 

それでいい。

 

心から楽しいと思ってくれれば、

 

私は嬉しい。

 

楽しい思いをシェアしたい。

 

私も彼女の人生も豊かに、プラスになる。

 

そんな人になりたい。

 

今からでも、なれるかな。

 

なれるよね。

 

きっと、大丈夫。

 

おわり